小学生の女の子がカットをしにきてくれたときのお話です。


皆さんは　ヘアドネーション　という言葉を聞いたことはありますか？

頭皮・頭髪に関わる何らかの病気が原因で髪の毛を失い、
ウィッグを必要としている子ども達に、医療用ウィッグの原料となる毛髪を間接的に提供すること。

つまり、髪の毛を寄付する一種のボランティアです。

髪の毛を寄付するといっても、
いくつかの決まりがあり

・31センチ以上の長さがある
・引っ張ると切れてしまうほどにダメージがなければ大丈夫
（パーマ、カラー、ブリーチをしていてもOK！）

これらをクリアできればくせ毛などの髪質、年齢、性別、国籍などは問わず、誰でも参加することができます。

とはいっても、31センチ以上寄付するとなると、
それまで伸ばすだけでも大変です。

今回カットしにきてくれた彼女も、
約1年半前からメンテナンスカットしにきてくれていて、
今回までずっと切りたいのを我慢して髪を伸ばしていました。




切り方にも
完全に髪が乾いた状態であること、
髪を束ねてからカットすること

などいくつか決まりがあります。